ブルーベリー狩りで人気のある品種の一つが、ラビットアイ系ブルーベリー「メンデイト(メデット)」
表面の白いブルームが無い品種なので、黒光りする、かなり特徴的な見た目です。
甘さはブルーベリーの中ではトップクラスで、完熟果の糖度は軽く20度を超えてきます。
20度というと、リンゴやブドウを超えてバナナくらいの糖度です。

メンデイトは、70年近く前の古い品種。
実がかなり軟らかいため、潰れやすく出荷・発送に向かないことから、過去には栽培品種としての評価は必ずしも高くはありませんでした。
うちでも、発送する場合はメンデイトは入れないようにしています。
しかし、ブルーベリー狩りであれば、実の軟らかさは問題なく、その強い甘さで、お客さんに人気がある品種の一つです。
「僕はこの黒いのしか食べない!」という熱狂的ファンのお子さんもいました。
まさにメンデイトは、その場でしか食べることができない、ブルーベリー狩り(摘み取り園)の代表的品種と言えます。

たくさん実をつけても、すぐに強い枝が伸びてくる強靭な品種でもあります。
花芽が多く、一つの枝に30個ほどになる場合もあります。
酸味が少ない品種は、加工にむかないと言われていますが、県内のケーキ屋さんで、甘味が強い品種のオーダーがあり、メンデイトパウンドケーキにしていただいたこともありました。用途によるのかもしれません。
もちろん、冷凍しても美味しい。
ブルーベリー狩りのときには、ぜひ、甘い甘いメンデイトをお楽しみください。

