ブルーベリーの森あづみのでは、シーズン終盤となる9月上旬〜中旬に楽しめる品種、ラビットアイ系「エッセル」。
夏の暑さがやわらぎ、過ごしやすくなる時期に味わえる“締めくくりのブルーベリー”として、多くのお客様に親しまれています。
今回は、長い歴史を持ちながら今なお評価され続ける「エッセル」の魅力をご紹介します。
エッセルとは?70年以上前に誕生した歴史ある品種
エッセルは、70年以上前に誕生した非常に古いブルーベリー品種のひとつです。
さらに、ラビットアイ系の代表的存在として知られる「ティフブルー」の親品種でもあり、ブルーベリー栽培の歴史を語るうえでも欠かせない存在です。
野生種から選抜された背景を持つため、現在の改良品種とは少し違った、自然味あふれる個性を持っています。
樹形にも個性あり。野性味あるたたずまい
エッセルの樹は、一般的なラビットアイ系に比べるとややコンパクト。
枝ぶりにはどこか自然樹のような雰囲気があり、整いすぎない野性味ある樹形が特徴です。農園の中でも、歴史ある品種ならではの存在感を放っています。
ラビットアイ系では珍しい「酸味も楽しめる味わい」
ラビットアイ系といえば、甘さが魅力の品種群ですが、エッセルは少し違います。
しっかりした甘みの中に、心地よい酸味も感じられるため、味に奥行きがあります。
そのため、
- 生食でさっぱり楽しむ
- ジャムやソースなど加工に使う
- ヨーグルトやスイーツに合わせる
といった用途にも向いています。
渋みが少なく、ハイブッシュ系に近い食べやすさ
ラビットアイ系は、完熟前に食べると渋みを感じやすい品種も少なくありません。
しかしエッセルは、比較的渋みが出にくく、やや早熟でも食べやすい品種です。
その味わいは、どちらかといえばハイブッシュ系に近い印象で、「ラビットアイ系が初めて」という方にもおすすめできます。
食べごろの見分け方は“付け根まで色づくこと”
エッセルは中粒サイズで、完熟するとやや雫形になるのが特徴です。
そして本当に美味しい食べごろは、
- 果軸(ヘタ)の付け根まで青く色づいている
- やや柔らかさが出ている
この状態です。
ブルーベリーの森あづみのでは、ブルーベリー狩りの際に、こうした完熟果の見分け方も丁寧にご案内しています。
せっかくなら、一番美味しい瞬間の実を味わっていただきたいと思っています。
栽培者目線で見るエッセル
育てる側から見ると、エッセルは決して弱い品種ではありませんが、植え付け初期の成長はややゆっくりめです。
枝はほどよく斜めに伸びるため樹形を整えやすい一方で、結果枝(実をつける枝)が多く出やすい特徴があります。
そのため、
- 強い枝を厳選して残す
- 混み合う枝を多めに間引く
- 樹の勢いを見ながら更新する
といった管理が大切になります。
また、果実はやや暑さに弱く、真夏の高温下ではシワになりやすい面もあります。だからこそ、9月の涼しさが増す頃に本領を発揮する品種とも言えます。
初秋にしか出会えない、味わい深い一粒をぜひ
シーズン終盤、少し涼しくなった農園で味わうエッセルは、夏のピーク時とはまた違った魅力があります。
歴史ある品種ならではの深みある味わい。
甘さだけではない、酸味とのバランス。
そして完熟果ならではのジューシーさ。
ブルーベリーの森あづみので、**初秋限定の味覚「エッセル」**をぜひお楽しみください。
ブルーベリー狩りのご案内
エッセルが楽しめる9月上旬〜中旬は、比較的ゆったりとブルーベリー狩りを楽しみやすい時期でもあります。
ブルーベリー狩りの詳細は

