ブルーベリーなどの果樹の「花芽(かが又は、はなめ」は意外に早い時期から作られ始めます。
実がたくさんなっている、ブルーベリー狩りのシーズンにはすでに翌年の準備が始まっています。
「花芽」というのは、花が咲いて実となる芽のことです。

新しい枝(新梢、シュート)が伸びる芽を「葉芽(ようが)」といいます。

春先にブルーベリーの葉芽から伸びた新しい枝は、ぐんぐんと伸びます。

そして、夏頃になると、新梢の伸びがとまります。
このころから、花芽がつくり始められます。

そして、秋にかけて花芽が成熟していきます。
この頃は、見た目には、芽がよくわかりません。

晩秋から冬にかけて、花芽がぷっくりとし、はっきりわかるようになります。

ブルーベリー狩りのときには、次の花の準備が始まり、実をならしつつも、翌年の準備が万端なことに、驚かされます。
植物のたくましさ、本当にすごいです。