長野県安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」
収穫には、オーガニックブルベリーの生産販売や、摘み取り体験(ブルーベリー狩り)などをやっています。
今は、ブルベリーの剪定シーズンで、どうしても剪定の話題が多くなってしまうかもしれません。
今回は、収穫し始めた「若木」ブルベリーの剪定について紹介します。
目次
成長と収穫を両立させたい若木ブルベリー

収穫を始めた頃の若いブルベリーは、収穫も少ししますが、体を大きくする成長(栄養成長)も大切にし、育てていくことが大切です。
弱い枝の整理

まずは、成木と同じく
弱い枝(短く、細い枝)や下や横向きの配置の悪い枝を整理します。
枝の間引きはより「少数精鋭に」

枝の間引きの基準は、成木より厳しめにし、より「少数精鋭」枝に絞って残します。
「芽」の数が多いほど、樹勢が落ち着く側にふれていくので、成木より「芽」を減らすためです。
枝の「分岐」は少なめに

先端の分岐が多いほど、伸びなくなるので、分岐は極力減らし、1本にしていきます。

夏頃に分岐した枝を「芽かき」しておくのも効果的です。
その方が、より先端は伸びた状態になります。

収穫をたくさんしたいのも、やまやまですが、成長も意識しながら、両立させることが大切です。
どちらかというと、収穫は無理せずに、成長の方がやや優先という感じです。
