長野県安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」です。
7月~9月のシーズン中は、オーガニックブルーベリーの生産販売や、ブルーベリー狩りなどを開催しています。
季節ごとに、ブルーベリー農園の景色は変わっていきますが、冬場によくみられるのが「モグラの縦穴」です。
今回は、ブルーベリー農園とモグラの「意外な関係」について書いてみました。
ブルーベリー農園に見られるモグラの縦穴

ブルーベリー農園の通路を中心に、モグラの縦穴が見られることがあります。
かなりの量の土を掘り上げているのか、ちょっとした山になっていて、つまずきそうになることも。
モグラの縦穴は、冬になると目立ってくる印象です。
ブルーベリーにはモグラの穴の被害はない

モグラは、動物食で、植物は食べないので、食害のようなものはありません。
しかし、地中のミミズなどを食べるときや、移動の時に、作物の根を彫り上げてしまったり、根の下の土がなくなって作物が枯れてしまうことがあります。
野菜畑などでもたまに被害がありました。
しかし、ブルーベリーには近づいてきていないようです。
植え付けの時に散布した硫黄粉がやや効果が残っているのかもしれません。
硫黄には、動物に忌避効果が認められています。
モグラの穴は通気性を良くしている?

モグラの縦穴を観察していると、踏み固められやすい、通路などに多く見られることがわかります。
庭でも、野菜畑でも同様の傾向が見られました。

下草の根や微生物の活動などにより、通気性が改善されてくると、モグラの縦穴は少なくなってくる印象があります。
というか、モグラそのものも少なくなってくるような気がします。
モグラのエサとなるミミズなどは、通気性の悪い場所で腐敗してきている有機物にも多く集まるようです。
通気性が悪い⇒有機物が腐敗⇒ミミズが増える⇒モグラが増える
通気性が改善⇒ミミズが減る⇒モグラも減る
簡略化しすぎかもしれませんが、このような流れなのかもしれません。
イノシシなどにも同様の行動が見られるようです。
畑の通気性を改善する?モグラの穴

モグラの穴そのものも、作物に直撃しなければ、圃場の通気性や水はけの改善となっています。
厄介者扱いされがちですが、もしかすると、土壌の問題点を提示していくれているのかもしれない・・・と思っています。

