長野県安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルベリーの森あづみの」
シーズン中はオーガニックブルベリー(有機JAS認証)の生産販売
オーガニックブルーベリーの摘み取り体験(ブルーベリー狩り)などを運営しています。
現在行っている作業は主にブルーベリーの「剪定」ですが、剪定をしていると、収穫シーズンはどうであったか、よく思い出すことがあります。
今回は、「日陰」でも色づき熟すブルーベリーの特徴ついて書いていました。
目次
日陰でも色づくブルーベリー

ブルーベリーの実は、たくさんの日光を浴びて、熟していきそうですが、実際には、日陰でも色づき、熟します。

むしろ木陰の方がブルーベリーの実は痛みにくく、品質が良い場合もあります。

ピンク色に熟す「ピンクレモネード」や「フロリダローズ」などは例外で、日が当たらない部分は、白っぽい色になります。
ただし、味については、ちゃんと熟します。
ブルーベリーの実のシワ対策にも

近年の猛暑で、ブルーベリーの実がシワシワになる場合があります。
シワシワの実も甘さが濃縮されて美味しいですが、出荷などはできなくなってしまいます。

木陰になる場所にあるブルーベリーの実は、陽射しから守られるため、シワになりにくい傾向があります。
日陰の結果枝を剪定でも残す

上記の理由から、日陰になりそうな、結果枝は不利どころか、むしろメリットがあるため
収穫できそうな位置で、良い枝であれば、残すようにしています。

