ブルーベリーの「株立ち」の剪定

長野県安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」

シーズン中はブルーベリー狩りやオーガニックブルベリー(有機JAS認証)の生産販売などを運営しております。

現在は、ブルーベリーの収穫ではありませんが、来年にむけた剪定などの準備作業を行っています。

今回は、「ブルベリーの株立ち」の剪定について書いてみました。

目次

ブルーベリーは株立ちするブッシュ状の植物

ブッシュ状になるブルーベリー

植えたばかりのブルーベリーは1~数本の小枝のようですが、数年経過するうちに、徐々に「ひこばえ」が増えて、株立ちしてきます。

株立ちの本数の目安

株立ちの数の目安としては、8~10本以内とする場合が多いです。

品種によっても異なり、樹勢が強く、株立ちしやすい場合はより多くしても問題ありませんが、収穫作業などに支障が出るため、管理しやすい範囲にとどめておくことが大切です。

株立ちしやすい「ノースランド」

新しいひこばえを利用して、主軸枝を更新することもあります。

株立ちしやすい品種は、ひこばえの整理が大変ですが。主軸枝を更新したい場合などには便利です。

比較的株立ちが少なめのブライトウェル

逆に株立ちしにく品種は、すっきりとしていて、管理しやすい反面、主軸枝を更新した場合は不便です。

株立ちの配置も大切

主軸枝どうしが近すぎると競合するので、配置も大切になります。

近づぎる場合は、根本から切ります。

主軸枝の配置の失敗例

離れた位置に配置してしまうと、管理しにくい樹形となってしまいます。

こうならないように、早めに整理しておくことが大切になります。

一昨日から昨日は、暖かい気候でしたが、今日は最高気温が一桁で、肌寒い日でした。

しかし、剪定で、じっくりとブルーベリーに向き合える、この季節は、実は好きだったりします。

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