長野県安曇野のオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」
8月1日より2025年のオーガニックブルーベリー摘み取り体験(ブルーベリー狩り)がスタートします。
今回は、ブルーベリーの森あづみのでブルーベリーを植えつけている間隔について紹介します。
ハイブッシュ系ブルベリーの植え付け間隔
ハイブッシュ系(うちはほとんど北部ハイブッシュ系です)は、列間2.2m株間1.5mで植えています。

列間は、悪くはないですが、実がついて枝が広がってくると少々狭く、作業性が悪く感じます。
列幅は2.5m~3.0mくらいあると、理想的だと思いました。

株間1.5mも悪くはないですが、やはり列間と同様、収穫期には狭く感じます。
できれば株間は2m以上ほしいと感じています。
ラビットアイ系ブルベリーの植え付け間隔
ハイブッシュ系よりは大きくなるラビットアイ系ブルベリーは、列間3m株間2mで植え付けています。

植えつけたときは、列幅3mはスカスカに感じましたが、今となれば、ちょうど良いというか、ギリギリくらい。
お客さんも、収穫作業時も、無理なく収穫できる最低幅が3mくらいだと思います。

ラビットアイ系ブルベリーの株間2mも、ギリギリの範囲で、収穫や機械での草刈りを考えると、できれば、2.5m~3mくらいほしいところです。
もし、列幅2mにすると、ほとんど通路を通れないことになってしまいます。
最初は小さく感じても、ラビットアイ系ブルベリーの場合は列幅3m株間2mは最小幅くらいではないかと思います。
ハイブッシュ系ブルベリーは列幅2.5~3m、株間2m
ラビットアイ系ブルベリーは列幅3m株間2m(農地に余裕があれば、株間2.5~3mが理想)
この辺りが良いように思います。
両方の公約数をとって、全て共通で列幅3m×株間2mにしておくと、もし、後ほど品種系統を更新したい場合も対応できるので、そういう方法もあると思います。
もちろん、仕立て方や環境による成長の違いなどによってもかわりますので、一概には言えませんが、やってみての一つの感想としてお聞きいただければ幸いです。