ブルーベリー農園の「害虫パトロール」

長野県安曇野市のブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」では、ほとんどの品種のブルーベリーの花が咲いてきています。

この時期になると、「ドクガ」という蛾の幼虫が卵から生まれ、ブルーベリーの葉や花(主に葉)を食べてしまいます。

卵から生まれて、すぐ、幼虫が集団でいる時が食欲が最も盛んで、被害が大きくなるため、早めにみつければ、かなり防ぐことができます。

草刈りを進めつつ、ブルーベリーの樹をパトロールすると、数か所でドクガの幼虫を発見しました。

地面に落としてしまえば、ほぼ、戻ってこれないため、ピンセットなどで枝から落とします。

食べ跡はあるのに、幼虫はいない樹

中には、ドクガの「食べ跡」はあるのに、いくらさがしても幼虫はみつからずという樹もありました。

鳥や他の虫に食べられてしまったのかもしれません。

蛾や蝶の幼虫は、比較的壊されていない生態系内では、卵から蛹になれる確率は2%ほどと言われています。

そいういう意味では、生物の多様性が機能している農園だとも言えるのかもしれません。

ブルーベリー狩りシーズンまで、あと3カ月程、引き続き、しっかりブルーベリーたちを守っていきたいと思います。

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