ブルーベリーの栽培で使用している資材について

ブルーベリーの森あづみののオーガニックブルーベリー栽培で使用している(していた)資材は、3つです。

「木材チップ」「菜種油かす」「硫黄粉」です。

いずれも、天然由来の資材で、自然と土に還っていくものであり、化学合成農薬や化学合成肥料は使用していません、。

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木材チップ

ブルーベリー苗木の画像

植え付けの時に、マルチング材として使用しています。

植えつけ時は、乾燥や、雑草に負けないために,厚く敷きますが、その後は、樹の成長にあわせ、徐々に、現地の牧草などの下草をマルチングする形に変えていっています。

菜種油かす

植え付け時などに圧搾抽出の国産菜種油かすを使っています。

植えつけ時には、お椀1杯、その後は成長により調整しますが、全体的には僅かな量です。

最近は、必要性が小さくなっているため、使用していません。

硫黄粉

ブルーベリーは比較的酸性の土壌を好みますので、土壌酸度(pH)を下げるため、硫黄を粉砕した硫黄粉を植えつけ時に1株あたりお椀半分~1杯程度を散布しています。

木材チップのマルチング材の下は、ミミズなどが集まりやすく、モグラに掘り起こされてしまうこともありますが、モグラは硫黄粉が好きではないようで、モグラなどの対策にもなります。

硫黄粉は初期成長を補助することを目的としており、植え付け時以降は使用していません。

農園内で循環させる栽培へ

現在は、樹も大きくなってきていることもあり、いずれの資材も使用していません。

上記の資材は、植えつけ時の初期の成長を保護することを主な目的としているため、必要性が小さくなってきている資材は徐々にやめてきています。

新たに、ブルーベリーを植えつける場合には、使用する場合があります。

ブルーベリーの栽培を始めた当初から、農園周辺の資源や栄養分などを循環させる栽培へ移行させていくことが、目標だったので、よい状態になってきているのではないかと思います。

長野県安曇野の大地の力で育ったブルーベリをぜひ、ブルーベリー狩りや産直販売などでお楽しみいただければ幸いです。

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