ブルーベリーの「穂木」の採取方法

採取したブルベリーの穂木の画像

長野県安曇野のオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」です。

シーズン中はオーガニックブルーベリー(有機JAS認証)の販売や、ブルーベリー狩りなども開催しています。

信州安曇野でブルーベリー栽培を始めて、8年目になります。

ブルーベリーたちも、成木になっており、良い枝が伸びるようになってきています。

一年生の若い枝は穂木として、接木や挿木をすることができます。

今回は「ブルーベリーの穂木の採取方法」について書いてみました。

ブルーベリーの挿木の画像
ブルーベリーの穂木は挿木や接木に使う
目次

ブルーベリーの穂木を採取する場所

強い一年生枝から採取

配置の良くないひこばえから穂木を採取している画像
配置の良くないひこばえから穂木を採取

ブルーベリーの穂木は、昨シーズンに伸びた、強い一年生枝から採取します。

できるだけ、強い枝で切る必要のある枝から、採取すると無駄がありません。

混みあうシュートから穂木を採取している画像
混みあうシュートから穂木を採取

具体的には、混みあったり配置のわるい「ひこばえ」や混みあった場所のシュートから採取します。

ブルーベリーの穂木採取の注意点

採取作業時はなるべく長いままにしておく

採取作業中は穂木の乾燥を防ぐために長いままにしておく画像
採取作業中は穂木の乾燥を防ぐために長いままにしておく

穂木の採取作業中は、なるべく長い枝のままにしておきます。

水分が失われるのを防ぐためです。

品種は丁寧にまとめて表示

穂木の品種が混ざらないようにラベル表示
穂木の品種が混ざらないようにラベル表示

特に気を付けたいのが穂木の品種が混ざってしまうことです。

品種間違いは、後々まで影響してしまうため、必ずテープなどでまとめ、品種表示をしておきます。

ブルーベリーの穂木の調整作業

穂木を保管しやすい長さに切る

穂木を保管しやすい長さに切る画像
穂木を保管しやすい長さに切る

穂木の採取作業が終わったら、保管しやすい長さに切ります。

なるべく長い方が水分が逃げにくいですが、保管場所や容器の関係もあるので、保管しやすい長さでOKです。

私の場合は20cm~25cmほどにしています。

太い穂木

太い穂木の画像
太い穂木

太さが10mm程度の太めの穂木は、発芽が遅いです。

しかし、発芽してからは、スタミナがあり、比較的よい枝が伸びます。

細い穂木

細い穂木の画像
細い穂木

逆に、太さが5mm程度の細めの穂木は、発芽が早いです。

しかし、発芽してからは、スタミナ切れとなることが多く、あまりよい枝が伸びないこともあります。。

中間の太さの穂木

中間の太さの穂木の画像
中間の太さの穂木

太さが8mm程度の中間の太さの穂木は、太めと細めの中間の性質があります。

発芽も発芽後のスタミナもバランスが良く、最も使いやすい太さです。

基本的にはこの太さの穂木を保管するようにしていますが、1本の長い穂木から、1/3ほどしか採取できないので、たくさんほしい場合は、少し妥協して、太めのものも入れています。

ブルーベリーの穂木の保管方法

チャック付きポリ袋がおすすめ

チャック付きポリ袋で穂木を保湿する画像
チャック付きポリ袋で保湿

穂木の保管にはチャック付きポリ袋がおすすめです。

私の場合はチャック付きポリ袋に入れてから、外側に普通のポリ袋で二重にしています。

密閉できれば何でも大丈夫です。

私の友人で、蓋付きの缶コーヒーの容器で穂木を保管している方もいます。

休眠状態なので、酸素が入る必要はなく、密封させることで、保湿されます。

冷蔵で保管する

発芽を抑えるため冷蔵庫で穂木を保管している画像
発芽を抑えるため冷蔵庫で保管

ポリ袋に入れたら冷蔵庫で保管します。

低温で発芽が抑えられるためです。

家庭用の冷蔵庫に入れておくと、野菜や果物から出てて来るエチレンによって、発芽が促進されてしまう場合があるため、できるだけ専用の冷蔵庫での保管がおすすめです。

ブルーベリー剪定が完了した画像

もう少し暖かくなってから、挿木や接木をしたいと思います。

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