長野県の安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」
ブルーベリーの森あづみのでは、「地植え」と呼ばれる、地面に直接植える方法でブルーベリーを栽培しています。
ブルーベリーは「地植え」のほか「ポット(鉢)」でも栽培をすることができる果樹です。
今回は、ポット栽培でのブルーベリーについて書いてみました。
ブルーベリーはポットでも栽培ができる

ブルーベリーはポット(鉢)でも栽培ができる作物です。
私は、現在の農園で栽培を始める前は、自宅でポット栽培をしていました。
また、ポット栽培でブルーベリーを作っていた農業法人で働いていたこともあります。
成長に応じて、20L~50Lほどのポットで育てることになります。
最大100Lまで栽培をしているのを見たことがありますが、100Lだと大人2人でやっと動かすことができるくらい重く、最大でも50Lまでにしているケースがほとんどだと思います。
ポット栽培のメリット・デメリット
ポット栽培のブルーベリーのメリット

ブルーベリーは比較的土壌を選ぶ作物です。
特に水はけが重要で、水田跡地、造成された庭などでは、育ちにく場合があります(土壌改良等により可能な場合もある)。
しかし、ポット栽培であれば、適した水はけの良い用土や資材を使うことで、場所を選ばず栽培することができます。
物質の出入りは基本的に少ないので、水やりや肥料は必須です。

また、ポット栽培のブルーベリーは初期成長が速い特徴があります。
特に地上部の成長が速く、地植えより早く育ちます。
水耕栽培(養液栽培)で、液肥で栽培することで、さらに早い成長が見込まれます。
ポット栽培ブルーベリーのデメリット

ポット栽培では、根の空間に限りがあるため、成長に応じて、ポットを大きくしていきますが、前述のとおり、ポットの容積にも限界がきます。
そのため、一般的には地植えより寿命が短く、15年程で、根詰まりとともに、生産力が減少する場合があります。
特に経済栽培では、計画的な株の入れ替えが必要です。
リンゴの矮化栽培のように、前半にピークがくるイメージです。

また、剪定は、コンパクトに仕上げる必要性と、根を少し減らすために、強く剪定をする場合が多くなります。
そのため、1株あたりの収量は、地植えと比較して小さくなります。

いろいろな方法でブルーベリーを楽しめる!

ポット栽培で育てられる果樹は、それほど多くありません。
多くは、陽樹で成長著しい果樹が多いためです。
しかし低木のブルーベリーはポットでも栽培しやすい果樹。
様々な条件で楽しむことができるのも、ブルーベリーの魅力の一つです。

