長野県の安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」です。
最近、剪定をしていたら、「イラガ」の繭をみかけました。
実は、うちのブルベリー農園では、イラガをみかけるのは、けっこう久しぶりで、普段はほとんどみかけることはありません。
今回は、ブルベリー農園で「イラガがいない不思議」について書いてみました。
イラガとは?

イラガは、ブルベリー栽培では、比較的多く見られる害虫です。
以前、働いていたことのあるブルーベリー農園にもいましたし、私が、趣味で庭でブルーベリーを育てていた頃にも、ポットのブルーベリーにもいました。

食害はさほどでもありませんが、収穫の時などに幼虫に刺される被害の方が問題です。
通称「電気虫」と言われるだけあって、なかなかの激痛。
しかも3日くらい、ずっと痛いので、厄介です。
観光農園だと、お客さんが刺される恐れがあるため、さらに大問題です。

しかし、なぜか、うちのブルベリー農園には、ほぼみかけません。
数えるほどしか、おめにかかりません。
ありがたいことですが、不思議でもあります。
イラガがいない理由

イラガがいない理由として考えられるのは、カマキリなどのイラガの天敵が豊富なことです。
特にカマキリは、イラガをかなり食べるようです。

カエルやクモ、狩りバチなども多く見られることも影響しているのかもしれません。

もちろん、鳥もたくさん蛾の幼虫を食べるので、大切な存在です。

うちの農園と近い条件の他県の農園でも、イラガが少ないところもあり、この辺りが共通しているかもしれません。
生き物のバランスがとれている農園を目指して

蛾や蝶の幼虫が蛹になれる確率は、安定した生態系なら0,2パーセント程だそうです。
1000匹のうち2匹・・・・しかも、蛹になっても、寄生バチに寄生されている可能性すらあります。
成虫は、ほぼ「奇跡の成虫」と言えます。
特定の害虫が大発生しないのは、自然の中では普通のことのようです。
ブルベリーの森あづみのが、そのような環境に近づいていてくれるのであれば、とてもありがたいことです。
ブルーベリー狩りなどで、農園を訪れていただい時に、生き物のつながりを感じていただければ嬉しいです。

これからも、自然豊かな農園づくりをかんばっていきたいと思います。

