長野県の安曇野にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルベリーの森あづみの」
最近は、風が強く、雪も降ったりと、寒い日が多いですが、今年のブルーベリー狩りやブルーベリーの販売に向けて、剪定などをがんばっています。
今回は、栽培方法について、紹介させていただきます。
栽培方法は「有機栽培」

私は栽培方法を誰かに聞かれた際には、基本的には「有機栽培」ですと答えています。
さらに細かく言うと、「ど根性栽培」と言う千葉県木更津市の江澤貞雄さんが提唱しているブルーベリーの栽培方法がベースとなっていますが、大きな方針として「有機栽培」と答えています。
有機の本来の意味

「有機」と語源は諸説ありますが
「天地有機(てんちゆうき)」という言葉が語源になっているという説があります。
「天地」とは、宇宙やこの世界、自然など、私たちをとりまくものなどを含みます。
「機」とは、法則や仕組みのこと。

「天地に機有り」この世界には法則がある。
それは、例えば、森のような多様な生物の繋がり、資源やエネルギーが循環するような環境かもしれません。
すなわち、有機栽培とは、宇宙や自然の法則にのっとった、あるいは寄り添った栽培という意味になります。
現在でも、「有機的なつながり」など、「仕組み」近い意味で使われることもあります。

有機農産物の規格である「JAS1605 有機農産物」や、国連の外部機関であるIFORM(国際有機農業運動連盟)の掲げている方針などからも、このような「仕組み」を目指していることが読み取れます。
様々な有機栽培の捉え方

農産物の表示に関わる法制度上は、有機JASの認証を取得している栽培のことを言う場合もあるかもしれません。
あるいは、資材面に注目して、化学合成農薬や化学肥料を使用していない栽培を指す場合もあるかもしれません。

それらも「有機栽培」の一つかもしれませんが、私は広い意実での「有機」を実現するための、手段の一つだと捉えています。
持続可能な営みを目指して

農業は人為的な営みであり、農地は人工物というのは厳然たる事実です。
一方で、自然の力を、かなりの部分でお借りしています。
それらの、折り合いをつけていけるのは「仕組み」を考え続けることではないかと思います。
こらからも、「天地有機」をずっと続けていける営みとしての、ブルーベリー栽培を模索していきたいです。

