ブルーベリーたちが落葉を集めるしくみ

長野県安曇野市にあるオーガニックブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」

オーガニックブルベリー(有機JAS認証)の生産販売、摘み取り体験(ブルーベリー狩り)などを運営しています。

長野県安曇野市も晩秋となってきており、落葉が進む季節。

落葉は、気温が下がってきて、葉っぱの光合成の効率が悪くなると、植物が葉っぱを落として、休眠に入るといった現象です。

落ち版は、土壌微生物が分解しながら、植物のための土壌づくりに活かされます、

観察していると、樹が落葉を効率的に集めるしくみがあるようです。

樹の周りには「渦巻き」の跡がある

2、3年ほど前の写真ですが、樹の周りの枯草をよく見ていただくと、「渦巻き」ができたような跡があることがわかります。

「カルマンの渦」

もしかすると「カルマンの渦」とい現象なのかもしれません。

風や水流などが円筒形の物にぶつかると、背面に渦巻きができる現象です。

風の無い日は、そのまま下に落葉して

風のある日は渦巻きの落ち葉が吸い込まれて、ブルーベリーの樹の付近に集まるのかもしれません、

さらに、植物の下草や根などがつくる立体の中に落葉がホールドされて、集まりやすくなっているように思います。

植物がつくる凹凸に格納される落葉

私の想像ではありますが(笑)、植物がもつ仕組みは本当に魅力的だとお思います。

葉っぱの葉緑素などは、落葉する前に植物が吸収してしまいますが、落ち葉にはカリウムなど、多くの栄養素が残されています。

直接吸収せずに、あえて、周辺に落とすのは、花びらを落とすのと同様に微生物を活性化させるなど、土壌づくりのため・・・だったりすうのかもしれません、

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