長野県安曇野のオーガニックブルーベリー農園『ブルベリーの森あづみの』
ラビットアイ系品種を中心にオーガニックブル―ベリーを栽培しています。
有機JASの認証も取得しております。
また、ブルベリー以外にもハーブやヘーゼルナッツなどを栽培しています。
今回は、ジャーマンカモミールの「こぼれ種」の発芽について紹介します。
目次
ジャーマンカモミールのこぼれ種を誘発する施業

今年の春にカモミールが咲いていた場所を、いつもより短めに草を刈り、こぼれ種が発芽するスペースをつくります。

刈り取った草が積み重なってしまうと、発芽しにくいので、少しよせておきます。

9月下旬にこの作業を行い、ジャーマンカモミールの発芽を誘発します。
ジャーマンカモミールのこぼれ種が発芽してきました

それから数日後、光がよく当たるようになった地面には、いろいろと発芽していています。
果たしてジャーマンカモミールは発芽しているのでしょうか?

カモミールが発芽してきています。
カタバミやオオイヌノフグリなどの春草に混じって、しっかりと発芽したようです。

カモミールの実生は、双葉の頃は、見分けがつきにくいですが、本葉がわりと特徴的なので、わかりやすいと思います。
栽培する作物の特徴を観察しつつ、普段から、雑草などもよく観察しておくと、「普段みかけないもの(雑草ではないもの)」に何となく違和感を感じるようになります。
これが、作物を見分けるコツではないかと思っています。
ジャーマンカモミールの花期は5~6月なので、ブルーベリー狩りの時期には残念ながらカモミールは終わってしまっていますが、ハーブティーなどを提供することはできますので、来年もお楽しみに。