長野県安曇野のオーガニックブルーベリー農園「ブルベリーの森あづみの」
2025年のブルーベリー狩りやブルーベリー販売が終わり
ブルーベリーやハーブ、ヘーゼルナッツなどの来年の準備をしています。
今回は、ジャーマンカモミールの種まきをしました。
目次
カモミールは「秋まき」がおすすめ
ジャーマンカモミールは、暑さに弱く、春先に種まきをするとうまく成長しないことがあります。
また、越冬した方が株が全体的に大きくなり、花がたくさん咲くようにもなります。
こぼれ種からも増えますが、自然まかせだと、うまく発芽しなかったり配置がよくないこともあるので、念のため、苗づくりもしています。
ポイント1 培養土は湿らせてから

培養土はよく吸水してから、カモミールの種を蒔きます。
カモミールの種はとても細かく、水やりで流れてしまう恐れがあります。
霧吹きなどで、水分を与えますが、土が乾いていると、なかなか湿らないので、あらかじめ湿らせておくと良いと思います。
ポイント2 蒔き穴をつくり馴染ませる

油性マジックの先などで、軽く押して「蒔き穴」を作っから、カモミールの種を蒔きます。
水などで流れたりするのを防止するだけでなく、少しでも凹部があると、乾燥しにくくなるためです。

種をまいたら、軽く押して、培養土に馴染ませます。
培養土の水分が素早く吸水され、カモミールの種に発芽スイッチが入ります。
ポイント3 覆土ではなくもみ殻をで覆う

土を被せる「覆土(ふくど)」は行いません。
代わりに、もみ殻を薄く撒いて、保湿します。
覆土するよりも、発芽率が良いことがわかり、それ以来、この方法をとっています。
発芽するために、光が必要なタイプだからかもしれません。
ポイント4 発芽までは霧吹きで水やり

ジョウロや水差しで灌水すると、種が流れてしまう恐れがあるため、発芽までは霧吹きで水やりをします。

春にたくさんの花を咲かせてくれるカモミール。
来年も楽しみです。
なお、ドライハーブティーにして「幸せカモミール」という名前で販売しております。