ブルベリーと蜂たち

長野県安曇野のオーガニックブルーベリー農園「ブルベリーの森あづみの」(運営:幸せフルーツ工房)

今年のブルベリーシーズンもあと僅か、残りのブルーベリーをせっせと収穫しています。

今、蜂たちは、冬にむけて、せっせと働いています。

熟したブルベリーの実は、蜂たちに人気があるようで、収穫中にみかけます。

目次

スズメバチ

スズメバチ類は、オオスズメバチ、ヒメスズメバチ、キイロスズメバチなど、一通りみかけます。

養蜂をしている立場からすると、ミツバチの天敵です。

働きバチがさらわれたり、オオスズメバチは巣へ侵入しようとして大きな被害となる場合もあります。

しかし、実は、スズメバチの成虫は肉食ではなく、樹液や果実、花の蜜などを食べる超「草食系」です。

生態系の中でも、重要な役割を果たしており、他の昆虫が増えすぎないように、抑えてくれています。

また、セイヨウミツバチの野生化を防いでいるとも言われています。

セイヨウミツバチはオオスズメバチへの対抗手段を持たないので、人間の保護無しでは簡単に全滅してしまいます。

特定外来生物のようにならず、いわゆる「家畜」的な位置づけでいられるのは、オオスズメバチのおかげとも言えます。

ブルベリー狩りシーズンの安全確保や、ミツバチを守る意味で対処することもありますが、私は、スズメバチを特に嫌ってはいません。

セイヨウミツバチ

花の蜜だけではなく、ブルベリーの果汁にもミツバチが来るようです。

初めてみました。

もしかしたら、前から来ていたのかもしれませんが、今年から養蜂を始めたので、私がミツバチの羽音に気が付けるようになっただけかもしれません。

ニホンミツバチ

セイヨウミツバチがブルベリーの実にも来るんだな~と思っていたら、ニホンミツバチも来ていました。

写真にあるブルーベリーの品種は「メンデイト(メデット)」という品種で、糖度がとても高いので、それも影響しているかもしれません。

蜂たちも冬に向けて一生懸命、働いています。

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