長野県安曇野市のブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」
8月より「オーガニックブルーベリー摘み取り体験(ブルーベリー狩り)」「ブルーベリーの販売(直販や通販など)」を開始しております。
ブルーベリー狩りは今年は、日程が少ないので、お早目のご予約がおすすめです。
今回は、ブルーベリー農園に訪れる「スズメ」のお話です。
目次
ブルーベリーを食べるスズメ

スズメはブルーベリーを食べます。
ヒヨドリなどが一粒ずつ持ち去るのに対して、つついた跡が残るので、食害がわかりやすいです。
ブルーベリーの森あづみのの、ラビットアイ系ブルーベリーが熟し始める7月の終わりから、8月の始めにかけてスズメが来るようになります。
その頃熟してくる品種をつつくのですが、しょっちゅう見かけるわりには、被害の割合は少ないように見えます。
よく見ていると、草刈りで飛んだ草の種や虫なども食べているようでした。

そこで、下草の牧草の花を数本残して、種を提供するようにしてみました。
スズメは、イネ科の乾いた種の方が好物だからです。
8月始めにはいなくなるスズメ

毎年、8月の第一週くらいには、スズメたちは農園から姿を消します。
かわりに、付近の田んぼでよくみかけるため、稲が実り始めることが関係あるようです。
青米が大好きなスズメたちは、そちらに行ってしまいます。
鳥たちは、単純にエサがあるから来るのでなく、繁殖期などの生活ステージや、周辺環境で適したエサを相対的に評価しているように思います。
スズメに関しては、意外に全体に対する被害率が小さく、期間も限定されていることから、気にしないことにしています。
もしかしたら、害虫などを食べてくれる効能で、被害が相殺されている部分もあるかもしれません。
今のところ、スズメたちとは、そんな付き合い方をしています。