丁寧な「収穫」。
地味だな~と思われる方も多いかもしれません・・・・
しかしながら、本当に奥が深いんです。
創業時から、がんばっている、大切な「収穫」詳しく紹介したいと思います。
追熟しないブルーベリー

ブルーベリーは、追熟しないフルーツです。
トマトのように、収穫してから熟すことはありません。
そのため、まだ酸っぱいブルーベリーを収穫すれば、その実はずっと酸っぱいままとなります。
加えて、ブルーベリーの実は一粒一粒が、別々のタイミングで熟してきます。
花が咲くタイミングにばらつきがあることが関係しているのかもしれません。
つまり、ブルーベリーが色づいてきても、その中には、ランダムに熟した実、未熟な実が混在している状態です。
これを、雑に収穫していくと、まだ完全に熟していない酸っぱい実が多く混じってしまうことになります。

一粒一粒をじっくり見て収穫

ブルーベリーの森あづみのでは、販売用のブルーベリーを収穫するときは、一粒一粒を丁寧にみながら収穫しています。
正直、収穫効率は、かなりよくないのですが、収穫で果実の美味しさが全く違うものになってしまうため、かなり丁寧に摘んでいます。
朝摘みして十分に予冷する

産直販売で発送する際には、発送当日の朝、まだ薄暗いうちから収穫をし、涼しいうちに完了させます。
その後、専用冷蔵庫で6時間以上、十分に「予冷」をし、クール便(冷蔵)で発送しています。
十分な予冷をすることで、鮮度を保つことができます。
実は、この予冷にもコツがあり、実の温度変化を小さくする必要があります。
例えば、暑いときに収穫し、急激に冷やすと、実の表面に結露のようなものができ、水っぽくなってしまい、品質の低下を招きます。
朝いちで収穫するのは、まだ実の温度が低いうちに収穫し、予冷をするねらいがあるためです。
また、予冷中は、タッパーなどに密封せず、通気性の良いカゴなどにいれて蒸れないようにして、冷やすのも大切です。
ブルーベリーの産直販売(通販)を始めた理由

実は、私は当初、生果実の産直などの、通販をすることは考えていませんでした。
しかし、観光農園の広報をしている際に、「遠くて行けないから、実を送ってもらえませんか。」というご要望を頂くことが増えていきました。
正直、産直販売は片手間にできるものではなく、前述のとおりかなり手間がかかりますし、経験やノウハウも必要です。
また、観光農園との収量や労力のバランスをとったりと、日々苦労が絶えません。
それでもうれしい、レビューをいただくと、やっぱり続けたくなってきます。


収穫により、味が全く変わってしまうブルーベリー。
一見、地味なところですが、とても大切にしていることです。
ブルーベリー狩りも開催します

産直販売で全国で、大人気のオーガニックブルーベリーを・・・
農園で摘み取る「オーガニックブルーベリー摘み取り体験(ブルーベリー狩り)」も期間限定で開催します。
もちろん、どんなブルベリーが完熟で美味しいかも、しっかりと、お伝えします。
7月21日までのご予約は先行予約特典もあります。