長野県安曇野にある観光農園「ブルーベリーの森あづみの」は、オーガニックブルーベリー狩りや直売などをお楽しみいただけるブルーベリー農園です。
安曇野はそろそろ梅雨時期に差し掛かってきたので、草刈りの強度を強める時期です。
ブルーベリー農園の草刈りをしました。

オーチャードグラス(牧草)や野草の刈草を夏までに厚く堆積させておくことで、保湿効果が期待できます。
最近の夏は特に暑いので「草マルチ」は重要です。

しかし、刈草の効能はそれだけではありません。

何回も草刈りをするので、刈草は厚く積み重なり、堆肥のようになっていきます。
刈草を掘っていても、なかなか土にたどり着かないくらい厚くなってきていることがわかります。

「菌ちゃん農法」でおなじみの糸状菌(カビやキノコの仲間)もかなり見られます。

キノコも生えてきています。

草管理というよりも、土壌づくりというイメージをもっています。
現在、ブルーベリーの森あづみのでは。植え付け時のみ、菜種油粕と硫黄粉(pH調整)を使用していますが、
それ以降は肥料や土壌改良材などの資材は、使用していません。
それでも、毎年よい実をならしてくれます。
それが可能なのは、刈草の力により土壌がつくられていくことも影響しているかもしれません。