ヘーゼルナッツ園を見回ります~オーガニックナッツの森~

長野県安曇野のブルーベリー観光農園「ブルーベリーの森あづみの」(幸せフルーツ工房)では、2021年よりイタリアピエモンテ産ヘーゼルナッツの栽培に取り組んでいます。

春先は、ドクガなどが発生して葉っぱを食べることがあるので、ヘーゼルナッツ園の見回りは欠かせません。

葉っぱが出たヘーゼルナッツ

幸いにして、ドクガの被害は、僅かでした。

ハムシなどにも、食べられているようですが、問題ない被害レベルです。

ヘーゼルナッツの葉っぱにドクガの食べ跡

食べ跡があっても、既に本人不在のことも多く、天敵などに捕食されてしまったのかもしれません。

ヘーゼルナッツのカミキリムシ被害

同じく、この時期になると、はっきりわかるのがカミキリムシによる被害です。

ヘーゼルナッツの主幹(主枝)ごと枯れてしまいます。

対策として、チェスプリオ仕立て(株仕立て)の樹形にして、主幹を多めに残すことで保険をかけています。

株元をみても、カミキリムシ被害の初期症状は、ヘーゼルナッツの場合はわかりにくく、発見したときには、遅いことが多いため、予備の主幹を残す以外の対策も検討しています。

この時期になると発生する「うどんこ病」の兆候は今のところありませんでしたが、油断はできません。

ヘーゼルナッツ栽培の当面の課題は、カミキリムシとうどんこ病です。

しっかりと対策をしていきたいと思います。

ここ数年、何故か、ブルーベリー狩りのときは、オフシーズンにも、ヘーゼルナッツ園を見学したいという方が増えています。

ブルーベリー狩り等でご来園いただいた際に、ヘーゼルナッツの見学をご希望の場合は、お気軽にお声かけください。

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