長野県安曇野市、ブルーベリー狩りができる観光農園「ブルーベリーの森あづみの」のブルーベリーたちは、花を咲かせ、受粉の真っ最中です。
特にラビットアイ系ブルーベリーの花は最盛期といっていいと思います。
様々な昆虫が花に訪れて、受粉を助けてくれていいる光景が見られます。

ブルーベリーの花はとっても小さいので、受粉には昆虫たちの助けが不可欠です。
ミツバチやクマバチをはじめ、アブや寄生バチ、ハナムグリやコメツキ、蝶や蛾なども、受粉を助けてくれています。
今年からブルーベリーの森あづみのでは自然方法を始めました。
ミツバチをみかけると、「うちの子たちかな~」と思うようになりました。
ツバメをみかけると、害虫を食べてくれると、嬉しく思っていたのが、今度は少しミツバチたちが心配に思うようにもなりました。
もちろん、バランスが大切なのは言うまでもありませんが、不思議なものです。

ミツバチが到着して翌日に、移動のストレスを緩和するために、給餌器に砂糖水を入れて、養蜂巣箱の中に入れていました。
砂糖水はあくまで応急措置で、やりすぎると、巣枠の育児スペースを貯蜜スペースが圧迫してしまうため、春はこの一回だけで、あとは、ミツバチたちが集めてきてくれるものが賄われます。
給餌器の中は既に空になっていたので、給餌器を取り出して、かわりに、新しい巣枠をいれました。
まだ、少しハチたちが残っていたので、巣箱の近くに、しばらく置いておいておくことにしました。

ブルーベリーの花の季節は、5月一杯くらいまでですので、まだまだ、私たちも、ミツバチたちも楽しめそうですね。
ブルーベリー狩りのときに、ミツバチたちの巣箱も見学していただけるので、気になる方は、お気軽にお声かけください。